そんであとは、どういう依頼が残ってんだっけ？
残りは．．．この３つだな。
どれも高額報酬の依頼ばかりだ。
「飛龍の呼び声」．．．
このワイバーンって、たしかＢ８Ｆにいる竜よね？
おう、オレたちがタマゴをちょろまかしたヤツだよな。
そのワイバーンの様子が最近おかしいみたいね。
調査っていうけれど、具体的には何をすればいいのかしら？
どうやら、ワイバーンと戦う必要があるみたいだぞ。
えっ、ワイバーンと？
ああ、どうもワイバーンを倒すことで何か情報が得られるというのが、
執政院の見解らしいからな。
何だよそりゃ。
そもそもなんで執政院の名前が出てくんだ？
ああ、ヴィズル長がいなくなったから．．．ね。
それなら、わたしたちには受ける責任があるわ。
それじゃあ、出発するか。
目標はＢ８Ｆだ。
でもとりあえず狩ればいいとか、ちょっと雑じゃない？
クエスト名も飛竜じゃなくて飛「龍」になってるし．．．
ま、やるしかねーだろ。
さっさといこーぜ。
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相変わらず広間の中心から雷を吐いてくるが、まずはどうする？
あの雷のブレスを戦闘中も撃ってくるならショックガードは必須だろうな。
あとはいつも通り、実際に戦って情報を集めよう。
予想通り雷属性の「閃光の烈線」をショックガードで無効化できたけど、
この「ウィングクロー」でラクーナが一撃だったわ。
やはりというか、誰も攻撃に耐えられないな。
だが単体攻撃なら、次のターンに蘇生させればそう問題じゃない。
他の攻撃は．．．
．．．全体脚封じと拡散攻撃か。
脚封じの後に使ってきたという事は、拡散攻撃は低命中技なのか？
僕たちは素の状態でも普通に当たったが。
つーかよ、こいつもしかして状態異常とか全体攻撃持ってねーぞ。
ワイバーン 弱点：氷
- 閃光の烈線：単体雷攻撃
- ウィングクロー：単体斬攻撃
- 大翼の旋風：全体脚封じ
- テイルストライク：拡散突攻撃
たしかに、使うスキルはこの４つだけみたいだな。
強力っちゃ強力だけど、第六階層の鬼みてーな全体攻撃と比べると平和に感じんぜ。
あっちが異常なだけか。
でも搦め手がほぼないぶん、敵の攻撃を正面から受け止める必要があるわね。
ラクーナでも耐えられないみたいだけど．．．
．．．ここは正攻法で行くか。
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「渾身ディフェンス」？
全体攻撃も状態異常もないなら、これが一番安定するはずだ。
俺は「不可視の霊盾」を取る。
列対象の属性防御を上げるスキルだな。
何をするか、大体わかったが．．．僕のレベルはこのままでいいのか？
ああ、多分問題ないはずだ。
ラクーナ以外の４人はこんな感じで頼む。
それじゃあ、再挑戦だ。
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１ターン目に補助を掛けて、
２ターン目以降はラクーナが「パワーディバイド」で全ての攻撃を受け止める。
あとはアーサーが「禁忌の輪舞曲」で補助効果を延長して、
わたしたちがひたすら氷属性で攻撃ね。
たしかに搦め手がないならこれが一番安定して戦えるな。
ワイバーン戦は先手を取れるのも、安全に補助を掛けられていい。
つーかこれ、マジで楽だぞ。
オレ以外はな！
アーサーだけは毎ターンの行動を考える必要があるものね。
．．．わたしたちはずっと同じだけど。
渾身ディフェンスも不可視の霊盾も、アタッカーの強化枠を埋めないのが良いわね。
そしてアーサーのおかげでかけ直しの必要がない、と。
４００オーバーのダメージでも全然大丈夫。
テイルストライク三人分のダメージも普通に耐えられるわ。
わたしたち３人の攻撃もダメージ１０００オーバーだし、本当に安定してるわね。
もう終わりそう．．．
特に隠し玉もなかったし、マジであっさり勝っちまったなァ。
解剖用水溶液を使う余裕まであったからな。
やはりバードの禁忌の輪舞曲は強力か。
正直なところ、
状態異常に対してあまり有効じゃないバードの評価は低かったんだけどな。
それでワイバーンを倒したけれど、これで何が．．．
あら？
？ 何、これ．．．
っ！？
．．．みんな。
ああ、感じているよ。
何だ．．．この強烈な威圧感は？
ちょっと、マズイかもしれないわね。
これを持って一旦報告に戻りましょうか。
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そんで、これからどうなンだ？
しばらくは執政院の調査待ちだろうな。
飛竜と共に目撃されている、巨大な竜とやらが気になるが。
それじゃ、その間に他の依頼をこなしましょうか。
次はこの『墓標に眠る、金色の蛇』ね。
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