B2FのFOEと違って、こっちをどこまでも追ってくるじゃねぇか。
どうすりゃいいんだ?
向こうは数歩ごとに一旦停止するようだ。
無駄に歩き回らず、一気に通り抜けよう。
あとは移動中のエンカウントに注意だな。
扉をくぐれば、追ってはこないはずだ。
でも、落ちついて対処すれば大丈夫よ。
さっきと同じように進みましょう。
見て、向こうに宝箱があるわよ。
でも取ろうとしたら、FOEに捕まっちゃうかしら。
...一応、一方通行だが抜け道がある。
アリアドネの糸を使わなくても回収は可能だ。
...もうこの先にはいないみたい。
やっとカマキリ地獄、終わったのね。
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この街に来て、最初のミッションでお世話になった人たちなのね。
レンさんとツスクルさんか。
いや、何も。
というかあれから一度も執政院には行ってないしな。
...君は定期連絡もしていないのか?
仕方ない、一旦街に戻るとしよう。
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危険な魔物が徘徊ですって?
知らずに探索してたら危なかったわね。
どうやら、探索できるギルドが制限されているようだ。
安全が確保されるまでは、しばらくは待機か。
...このミッションを受ければ、とりあえずB5Fまでは進めるんだな。
おいおい、ミッションだけ受けて転移装置を探そうってのかよ?
お前結構アレだなー。
灯心草、今更だが転移装置は「樹海磁軸」とも呼ばれている。
執政院で情報がないか聞いてみないか?
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そうね。
ミッションをクリアして、第一階層を突破すれば到達できるらしいわね。
でも...まだ見つけた訳じゃないし。
それに、樹海磁軸を見つけても記憶が戻るまで安心はできないわ。
とにかく、フレドリカの記憶と怪異の調査のためにも、スノードリフトを倒し、樹海磁軸を見つけ出そう。
B3Fに再アタックだ。
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そういやよ、灯心草が何か試したいことがあるとか言ってなかったか?
...いや、別に。
レベル10になったら全員休養して、マスタリ―を10まで上げてみたいってだけだ。
ここで休養?
マスタリ―10ってことは、最大までってことよね。
レベル8でスキルポイントが10あるので、丁度最大まで上げられるな。
...意図を聞いていいか?
...マスタリ―を上げるだけで使えるスキルが増えるから、一気に上げようってだけだ。
有効かはわからない。
それはグリモア石で補う。
丁度さっき、採掘・伐採・採取が揃ったグリモア石が手に入った。
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つーかよ、あんだけビビってたカマキリより岩ブタの方が強くね?
岩イノシシだ、アーサー。
...たしかに、「力溜め」からの「突撃」が防御しても耐えられない上、物理攻撃に耐性を持っていてやっかいだったな。
フレドリカの封じがなければ、勝てない相手だったかもしれないわね。
カマキリの方は私の「フロントガード」で結構安定したけれど。
とはいえ、ただ単に運が良かっただけかもしれない。
出来ればもう戦いたくはないな...
でも岩ブタが邪魔で通れない路とかあるし、なんか面倒だぜ。
まぁ、樹海磁軸の場所はわかってるから良いけどよ。
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何だぁ?オオカミが急に血を吐いて倒れたぞ!?
どうなってんだこれ。
今の、この子の呪言?
かなりスゴ腕のカースメーカーなのね、ツスクルって。
今のは彼女のスキルではなく、樹海に存在する回復の泉の「しずく」のようだ。
とにかく、ミッション中はここで彼女が回復ポイントを務めてくれるらしい。
へぇー。
あ、それあの襲われてた兵士にもかけてやれよ。生きてるよな?
...俺の時もそうだったが、この人たちはどうも
後進の育成のために動いているみたいだな。
...事情はよく知らないが、多分。
スノードリフトとは俺たちが戦うことになると思う。
気になることは多いけど、彼女に任せればあの兵士は無事でしょう。
お言葉に甘えて、先に進みましょ。
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